旭鮨総本店はマレーシアの和食料理店「勘八」と業務提携しており、数十年に亘って食材の輸出の他、
板前の派遣、マレーシアからの研修生の受け入れなどをおこなってまいりました。
世界的な新型コロナウイルスのパンデミックによりここ数年間は人的交流は途絶えていましたが
コロナ禍も終息を迎え、現地の日本食人気も変わらず高いことから和食調理人は引く手あまたです。
当社で技術をしっかりと習得し、マレーシアを足掛かりに世界に飛躍するのも夢ではありません。
「勘八」海外派遣経験談
旭鮨総本店 聖蹟桜ヶ丘本館勤務 山住圭佑さん
- まずは山住さんの経歴を教えてください。
- 1989年生まれで2008年春に鹿児島県の高校を卒業、
旭鮨総本店㈱に入社いたしました。2014年に板前技術試験一級に合格し、今は多摩市の聖蹟桜ヶ丘本館に勤務しております。
- 以前、短期間ですがマレーシアの「勘八」へ派遣されたそうですね?
- はい、2019年3月から5月の約3か月間行ってまいりました。

2019年「勘八」スタッフと。左端が山住さん
- 目的と現地での役割はどのようなものだったのでしょうか?
- クアラルンプールにあるエクアトリアルホテルの全面リニューアルに伴い、その中にある和食料理店「勘八」のオープニングスタッフとして勤務、メニュー開発と技術指導をおこないました。
- 率直に勤務してみての感想を聞かせてください。
- 記念日での来店のお客様に対してや、立食パーティーなどのイベントの時にはスタッフ全員で盛大に盛り上げ、おもてなしを尽くす姿勢がとても素晴らしいと感じました。また営業時間とクローズの時間など、業務に対するオンオフの切り替えはしっかりとしていた印象です。
- マレーシアでの生活はどのようなものだったのでしょうか?
- 私の場合は短期間の滞在でしたので2名でのルームシェアでした。家電などはひと通り揃っていたので住み心地は良かったです。休日には街中を散策したり、たまには外食もしました。またスーパーで買い物をして夕食は家で作ることも多かったです。ただし飲み水に関しては体調管理もあったのでかなり気を使いました。
- 2019年は短期間での派遣でしたが、この先も勤めたいと思いましたが?
- ちょうど新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの前だったのでその後どうなっているのか気になるところです。定められた期間であったり条件などが揃っていれば行きたいと思います。
- その他に何かこれだけは言っておきたいことはありますか?
- 生活用品などを現地調達するのであればDAISOなど日本でもよく知られた店が結構あるので、そこで買うのが安心安全です。頻繁に行く飲食店ができたら硬貨だけでもチップを出した方が良いです。接客対応が親切になりますよ(笑)。
「勘八」オープニングスタッフと
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